61: (´‐`) 2017/06/23(金) 21:47:22.29 ID:9WAwYqvk0

外人つってもそりゃ日本人が考えるよくあるギャルゲチックなキャラだし 
キャラクターはこんなもんだとは思うけど物凄く細かい指摘だな(´・ω・`) 
ダウンロード (1)

「サマーレッスン:アリソン・スノウ 七日間の庭」レビュー 
https://jp.ign.com/summer-lesson-alison-snow-nanokakan-no-niwa/15053/review/ 
1分程度の対面で僕はすでにいろんな違和感を覚えていた。アリソンはアメリカの人気歌手だというが、日本が好きで仕事を休んでこちらにやってきたという。 
そんなエリートはなぜ日本のローカルな家庭教師センターに連絡して僕などを雇うことになったのだろう? まあ、それくらいはちょっと楽しい設定ということで許そう。 

だが、アリソンの声に対する違和感は無視できそうもなかった。彼女の日本語はかなり訛っているが、なんだかわざとらしくない? 
それに、イントネーションは妙に日本人っぽいし、英語の独り言を言うときはカタカナ英語に聞こえたようだが……? 
ゲームを中断して、メインメニューからスタッフロールを確認してみると、アリソンの声優は阿部里果という日本女性が担当しているらしい。 
ゲームを初めて5分と経たないうちに、外国人と異文化コミュニケーションをしている錯覚が見事に壊されてしまった。 

口の動かし方や身体のモーションは明らかに宮本ひかりと似ている。僕には宮本ひかりの生まれ変わりを見ているという不気味な感覚がおそってきた。 
彼女の薄っぺらさはゲームの1周目からすでに目立つ。アリソンと一緒に過ごしていく7日間を通して、彼女は何度もまったく同じ動きを繰り返す。 

アリソンに和食について聞くと彼女は「アメリカでも日本のフードは大好きだったけど、本場のご飯はもっとおいしい」程度の感想しか話さない。 
彼女が日本の悪口を一切言わないのも気に食わない。いくら日本好きでも、日本で生活して不便に思うことや自分の国の方が優れていると思う部分もあるはずだ。 
彼女は気をつかってそれをあえて言わないのかもしれないが、そういう部分こそ7日間を通して、少しずつ変化が見られたら面白い成長なのにと思う。 
我々が喜ぶ発言しかしないアリソンは結局のところ、夢にしか出てこない理想の外人にすぎず、リアリティを感じない。 

チャットでアリソンの日本語入力は完璧だ。実は日本人の彼氏がいて、彼に打ってもらっているとでも? 
庭には毎日まったく同じ服が干してあり、風鈴は右に3周してから次は左に3周してなびく決まりとなっている。アリソンが授業や休憩時に取り出したものもいつも同じ配置におかれる。 
「漢字知識」の練習をするときはアリソンから正面に「進歩」、横には「海の匂い」、下には「希望の朝」と拙い字で書かれた紙が同じようにおいてある。アリソンは手に筆を持っているが、いくら待っても彼女が字を書くことはない。 
昼休みはスイカを出してもらえるが、アリソンはそれを毎日まったく同じように切り、同じようにお皿に盛る天才のようだ。 

細かいことをあれこれと指摘する僕を嫌なやつだと思う? 少し冷静に考えてほしい。 
本作に用意されているのは主人公の第二の仕事場である喫茶店とアリソンの下宿先の庭の2カ所しかない。 
登場するキャラクターも彼女ひとりしかいない。限られたコンテンツを丁寧に作り込むのは大いに賛成だが、ディテールにこだわりきった結果が見られない。

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